今日はケルン文化工房さんで開かれた、中村天平さんのコンサートに行ってきました。
去年も出かけたのですが、座っている私たち観客にも、鍵盤を叩くたびにずんずん音が響くようなダイナミックな演奏と、ほろりと夏る、繊細な演奏がとても素敵だったので今年も行ってきました。
今年はお一人ではなく、ヨーロッパを各地キャラバンのように回って演奏会をしているということで、若き尺八の演奏家、松浦湧太さんとのコラボコンサートでした。
意外な組み合わせでどんなコンサートになるのかなあっと、色々と想像して出かけました、あ、お友達のNさんと一緒です。
そしてなんともう一人、スペシャルゲストが登場！ということで、？がまた増えたんですよね、、
小さな会場で、私たちはピアノのすぐ横、天平さんの手元が良く見える場所に席を確保。
Nさんはピアノを習っているので、彼のテクニックを真近で見たいというご希望です。
松浦さんの尺八は、竹製のほかにメタル製も、ヨーロッパは湿度が低いので、竹が割れてしまうこともあるそうで、特別性、KATANAというものです。
尺八のしゃがれたようなカスレ音がメタル製でも出来るのですね、、凄いです。
ピアノとのコラボも、新しい試みですよね、直ぐにお二人で観客を魅了してしまいました。
松浦さんは、歌手でもあり、ピアノ奏者でもありました。マルチタレントなのですね、イタリア語で歌ってくださった曲もあります
そこで、スペシャルゲストのこの方、宇都宮直高さんの登場なのですが、元劇団四季に所属していらっしゃって、ライオンキングを始め、数々の舞台を踏まれているミュージカル俳優＆歌手の方です。
ライオンキングの中から、1曲歌ってくださいました。〈愛を感じて〉です、英語と日本語で歌ってくださったのですが、声量がすごーい！でもただ大きいだけじゃないのが、プロですよね、、、感情込めて、しっとりと歌い上げてくださいました。
鳥肌がたちました、、、ウルっときてしまったほどです、昔は四季のミュージカルを札幌のシアターでみたものです、もちろん、私の時代は20年以上前ですし、彼の舞台は見たことがないのですが、それでもそんなスーパースターが目の前にいるんですから、、感激です。
松浦さんとのデュエットもよかったし、ラストワルツもよかったあ、、、歌いながら手を差し伸べられて、思わず握手しちゃった。
天平さんのピアノ、ピアノと一体化して、激しく、しっとり、力強く感情をぶつけるように、ピアノにどの感情もお任せして演奏していらっしゃって、聴いている方も力が入ったり、彼のその曲の成り立ちなどのお話をもう一度思い出しながら聞かせていただいたり、、自分の素直な気持ちになって入り込んでしまいました。
コンサートが終わってから、ずーずしくも写真を撮ってもらったんです、皆さま、イケメーン！少しお話もすることが出来ました。
いやあ素晴らしい夜でございました、来年もいらっしゃるということで、今から一番前の席、予約しました！
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