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ラッキーなことに今日も秋のすっきりした青空が!

今日は霧の朝。濃い霧が立ち込めた庭は、今日の予定をどうしたら良いのか、また考えてしまいました。

 

が、予定通りに出発。目的地は、こちら、《Wildfreigehege Wildenburg》野生動物の自然公園です。

http://www.wildfreigehege-wildenburg.de/

 

敷地は広く、、長い散策コースは5キロ弱、短いコースで2.5ロ。、どの動物達ものびのびと走り回っています。

 

全力疾走ができるほどの飼育場を確保していることに感心させられます。

 クジャクやアヒルに、変わった羽を持つ鶏、他にも可愛く無い!鳥などが放し飼い。ヤギも柵を飛び越え、、結構逃亡しているのて、後ろからおねだりしながらついてくるのです。

 

 

餌をあげられるので、入り口で餌を買います。途中、1ユーロで、空になった箱に餌を詰めることができます、が、誰もいないし、大きなゴミ箱のような容器にどっさりつまった餌箱と、貯金箱だけ。驚きのセルフサービス。良心にかかっております。餌の紙箱のゴミを減らすための小さな試みですねー。初めて見ました。

 

野生の猫、猪とあらいぐま。羊に鹿や山羊。こちらはそれぞれ2,3種類ずつ違う種類がいるのです。

 

そしてここには、狼も特別に飼育されています。

 

(最近、ドイツでは絶滅した野性の狼が、東ヨーロッパからどいつ国内にまた新たに移動してきて、家畜を遅う被害が出ています、子供のころの昔話の様ですが、やぎが首やお腹を噛まれて無残な姿になっているのが何度もテレビで放送されています、、) 世界各国で、野生動物との共存について声があがっていますが、本当に難しいテーマですね、狼はドイツでは殺してはいけないみたい、なので酪農家の方など被害にあった方が大変悩んでいるとのことです。

 

4頭のヨーロッパ灰色狼です。シュッと立ち上がっている耳。目もつり上がってキリッとしてる?!

 

何かのきっかけで遠吠えの合唱が始まり、ハモりも有りで、上手な合唱団みたいねーと聞いていたら、急に激しく喧嘩になり、ちょっとびっくり。

 

そのあとじわじわと離れていったり、座ってくつろいだり、私たちのことを彼らもジッと見て観察されてる!みたいな視線の鋭さ、、彼らの行動が興味深かったので、結構な時間、ここでストップして観察。

 

山羊に、ベリーの熟したものを摘んであげてみたり、ブナの木の葉っぱはウサギも好きなのですが、山羊達も好きですよー。バキバキ森の木の小枝を折り、葉っぱを沢山あげました。

 

 

敷地が広大なので、動物によっては全く姿が見えませんが、人の声がすると、メーメー鳴きながら茂みを飛び越え走ってくる羊もいます。

 

シカと言う名前でシカ飼育場もあり、赤鹿と一緒に住んでいます。

 

猪のところだけは、涙が出そうなほど臭い〜が、ウリボウちゃん達は可愛いの、泥まみれでも!

 

ふれあい動物園、遊び場もあり、半日たっぷり家族で楽しめます。ただ、トイレが入り口にしかないので、途中でいきたくなったら、駆け足で向かってください!遠くまで来てしまった時は。

 

敷地の外に、古城跡があり、そこの塔に上がって、素晴らしい景色を眺めることができます。ドイツは広〜い。ここは、ドイツのたった一部なのに、広大だあ〜〜。

 

帰り道、また展望台が有る小山?森の散策に行きました。落ち葉がどさりとワサリと積もる遊歩道を隠してしまい、途中よくわからず、不安になりましたが、ルートを示す看板を頼りに進みました。が、疲れちゃって、私だけ展望台はギブあっぷ。階段はもう足がガクガクでダメ。あ、こちらも約4キロコース。

 

今日は10キロ近く歩いたんじゃないかしら。お天気は、本当に良くなり、散策中は汗ばむほど。1日黄金の秋を楽しみました。