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旅行はお天気次第、、、

今日は朝から雨。霧雨なのでたいしたことはなさそうだけど予定をどうするか悩ましいところです。

 

でも予報では、気温も思ったより高いし、多少の雨でも良いかと、予定していた動物自然公園へ向かいました。

 Wildparkです。

 

http://wildpark-weiskirchen.de/

 40分ぐらいかかって到着したのですが、目的地に近づくほど天気が悪くなり、霧も濃くなり、ホラー映画のような景色の山道を走ることになってしまいました。

でも一応到着したので降りてみたけど、霧が濃い!霧雨も止む気配なし。入り口にある、インフォメーションセンターで、情報集めして予定再調整。あ、勿論だーれもいなかったです。

 

でも、諦めきれずに、ちょっと散策することに。

 

お天気だったら、素敵な遠足地だったでしょう、紅葉がとても綺麗で大きな木が並ぶ道には、どっさりと落ち葉があり、秋の終わりを感じますね。

ヤギや馬など、皆、「何してるの?こんな日に?」という顔をして、きょとんと立ちんぼ、こちらを見ています。って、彼らはびしょ濡れでも平気、草を食んで歩いて食べて。

 

 遊び場も遊具がいっぱいで楽しそうだった!入場料無料ですが、餌代になるご寄付をお願いしますとのことです。

 

 遊歩道、登山道などもありますし、再度訪ねたい場所となりました。

 

 

さて、駐車場でお弁当を食べて、再出発。1時間ほどまた走って、こちらへ行ってきました。

Kupferbergwerkです。http://www.besucherbergwerk-fischbach.de/

 

むかーし昔に、18世紀の最後まで銅を採掘していた場所です。見学ができるよう整備されています。

 

ガイドさんと、坑道に入ります。巨大な空間が広がっている坑内。どうやってこの空間を!作ったのか?!どれ程沢山の岩を削って砕いて運び出し、小さなランプの明かりだけを頼りに暗闇の中で働いた労働者達苦労は私たち現代人の想像をはるかに越えたものであり、話をちょっと聞いただけでも恐ろしいです、、、

 

いつも調子よく銅を採掘できるわけでもないだろうし、無駄骨になる時もあったはず。

 

30メートルの高さにもなる穴。深い深い所まで掘ってある!私達は、柵がはまった穴から、下を覗き込む、うわー高いし、狭い!梯子で昇り降りしてたのですね。

 

 キラキラした石や、乳白色の小さな鍾乳洞で見かけるつららや、川の様に流れて固まった様な結晶。秘密の世界の秘宝がまだまだ隠されているのですね。

 

 フランス軍が攻めてきた時代に、恐れをなした作業員達が逃げてしまったことで、採掘できなくなり、時代が終わったそうです。

 

 130-140センチほどの身長の小さな大人達が主な作業員。洞穴には丁度良い大きさだったとか。

 

でも、過酷な労働条件と環境で体調を崩し盲目になってしまう労働者も、そのため、35歳ぐらいでお払い箱になってしまう事もあったそう。

 

 今日はお天気でちょっとがっくりしたけど、この見学は実りある素晴らしいものでした。

 

帰り道、少し散策すると、別の古い坑道後を発見。森の中にありました、かつてこのあたりはかなりの数の坑道があったそう。削り出した岩を積んだ場所か?!様々な形の岩が目の前に積んでありましたが、苔にびっしりと覆われていてどうかなあ〜なんかそんな気がした!